「怒らないから正直に言え」といわれて怒られなかったことはない

怒られる

かつてアメリカの初代大統領であったジョージワシントンには、自宅にあった桜の木をイタズラで切ってしまったことを父親に正直に話すと、そのことについて怒られるどころかむしろ褒められたという非常に道徳のお手本になりそうな逸話が残されています。

しかし、現実問題としてはジョージワシントンのような綺麗事がまかり通るものではないと考えていいでしょう。このワシントンの逸話そのものが本当かどうか疑わしいと言われているくらいですからね。私の経験上、人生の中で「怒らないから正直に言え」といわれて怒られなかったことはまずないですから、ワシントンのように正直に言ってしまうほうが、逆に自分の損になることばかりだと思います。

例えば子供の頃のイタズラなんかでも、誰がやったのかと聞かれて自分だと答えたら父親から烈火の如く怒られた記憶がありますし、学校でも社会に出てからでもちょっとした失敗やミスを先生や上司から「怒らないから」と前置きをされても正直に話すと確実に怒られてきました。

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そう考えると「怒らないから正直に言え」という一言そのものが、全くの嘘であることがわかります。ですから、今はこの言葉を全く信用していません。どれだけ怒らないからと言われても、自分に不利益になるようなことであれば話すことはありませんし、このような言葉を発する人間はすでにその時点で信用しないようにしています。

これから育っていく子供たちや、未だに純粋さを持って日常を生きている人には、「怒らないから」という人ほど怒るし、そのような前置きをされるほど怒られる可能性が高いことを伝えたいですね。そして、その耳当たりの良い言葉に騙されて損をしないようにしてもらいたいと思っています。きっとこの世の中はジョージワシントンの逸話のように、正直に言っただけでは丸く収まらないようにできていますので、冒頭で述べた逸話のことも一切信用しないようにして欲しいものです。